予約の電話が鳴りやまない、スタッフが会計と受付を同時にこなせない——岩手県内の小さな医院やクリニックでは、こうした悩みを抱えているところが少なくありません。今回は、そうした現場でよく取り入れられている「LINE公式アカウント」を使った予約案内の工夫をご紹介します。
LINE公式アカウントには、あらかじめ設定しておいた質問に自動で答えてくれるAI応答の機能があります。「診療時間を教えて」「予約を変更したい」「駐車場はありますか」といったよくある問い合わせに、スタッフが電話に出なくても自動で一次対応できるのが特長です。夜間や診療時間外でも患者さんが自分のタイミングで確認できるため、電話をかけそびれて困るということも減ります。機能の詳細や導入方法は、LINE公式サイト(LINE for Business)でご確認いただけます。
この仕組みを取り入れた医院では、こんな変化が見られています。
①電話が鳴る回数が減り、受付スタッフが目の前の患者さんの対応に集中できるようになった
②診療時間や休診日、持ち物についての問い合わせが、自動応答だけで解決するケースが増えた
③予約変更の連絡もLINE上で完結し、電話の折り返しにかかっていた時間が減った
④高齢の患者さんの家族が代わりに予約状況を確認できるなど、電話が苦手な方への配慮にもつながった
もちろん、AIの自動応答だけですべてが解決するわけではなく、体調に関わる相談やイレギュラーな対応は、これまで通りスタッフや医師が直接対応しています。「機械にできることは任せて、人にしかできないことに時間を使う」——そんなバランスの取り方が、これからの小さな医院にも求められているのかもしれません。
岩手の医療現場でも、こうした小さな一歩が少しずつ広がっています。導入にあたっては、費用や設定の手間がかかる場合もあるため、まずは無料プランや資料でLINE公式アカウントの機能を確認し、自院の受付体制に合うかどうかを見極めることが大切です。
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